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第12回 学生起業塾実施報告

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今年度第4回目の学生起業塾を開催しました。今回は、株式会社ケイエスピー(神奈川県川崎市)のインキュベーション・インベストメントマネージャーの栗田秀臣さんを講師にお招きし、「起業ステージごとの陥りやすい落とし穴 〜お金にまつわる事例を中心に」と題して講演をいただき、引き続き栗田さんのファシリテーションにより、奨学生の起業プランのブラッシュアップを行いました。今回のお金に関するテーマは、奨学生からのリクエストのより実現したものです。当日は、15名の学生が参加し、熱心な意見交換が行われました。

日時 2009年9月16日(水) 15時∼18時
場所 財団法神奈川産業振興センター 大研修室
参加人数 奨学生15名、事務局3名、計18名

冒頭、ケイエスピーのインキュベーション事業について紹介されました。同社のインキュベーション事業は1987年にスタートし、現在は、インキュベーションルームの提供とともに、会社設立から株式公開に至る幅広いビジネスサポートや投資事業(ベンチャーキャピタル)、ビジネスマッチング等を行っています。
続いて、(1)ビジネスの構成要素、(2)経営戦略、(3)資金の種類と使途、(4)事業アイデアからスタートアップ、(5)経営者について、(6)起業ステージごとの失敗パターンの分析という流れで、起業して事業を行う際に考慮すべき事柄を、実例を交えつつ、基本から実践までレクチャーいただきました。
「失敗のパターンはよく似ているので、失敗事例を押さえておくことが役に立つ」、「製品が商品になって初めて貨幣と交換可能になる。しかし、製品から商品に移行するステップが非常に難しい」、「企業経営においては、ドメインが重要である。ドメインとは、『何をする会社か?』という問いに対する答えである。ワンフレーズで答えられることが望ましい」、「自分の頭の中にあるビジネスプランを人に伝えることが重要である。しかし、それは、非常に難しい」、「一人でやっていても良くならない。詳しい人に相談することも必要。相談する相手の判断基準は、熱意があるかどうか」、「会社の設立は、できるだけ遅いほうが良い。会社を創った時点から登記費用や家賃、給与などのお金が発生する」、「ビジネスプランを話すと、多くの人は好意的に聞いてくれるものである。しかし、いざ、ものを作って『買ってください』とお願いに行くと、『今は予算がない』などと言われる。実際に誰が買ってくれるのかをよく考えるべき」、「スタートアップ時期は、状況に合わせて事業計画をどんどん変えていってよい」など、ご自身の経験に基づく説得力のある説明がなされました。

次に、休憩を挟んで、玉置さん、斉藤さん、河野さんの3名が起業プランを発表し、様々な視点から課題の抽出や事業を進展させるための方策などについて意見交換を行いました。講師の進行の元、発表されたビジネスプランのメリットやデメリットなどを洗い出しながら、プランの本質を確認、整理したうえで、ブラッシュアップを行いました。
今回は、ある特定の企業の事例ではなく、様々な創業の場面に立ち会ってきた講師の経験に基づく、幅広い、より一般化された知識を得ることができました。特に今回、学生のプランを題材に行ったブラッシュアップの手法は、それぞれのプランの見直しや改善にそのまま適用でき、おおいに参考になるものと思われます。

栗田さんのレックチャー学生からの起業プラン発表講師からのアドバイス
写真左から、「栗田さんのレックチャー」「学生からの起業プラン発表」「講師からのアドバイス」

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