起業家支援財団
HOME財団について事業内容トピックスメディア掲載お問い合せ
HOME > トピックス > 第13回 学生起業塾実施報告
飾り

第13回 学生起業塾実施報告

飾り

今年度第5回目の学生起業塾を開催しました。今回は、インターネット古書店を経営する有限会社エコカレッジ(島根県川本町)の尾野寛明代表取締役を講師にお招きし、「過疎と戦うインターネット古書店」と題して講演をいただきました。また、後半は、恒例の奨学生による起業プランディスカッションを行いました。当日は、関西からの参加者も含め7名の学生が参加し、熱心な意見交換が行われました。

日時 2009年11月12日(木) 14時∼17時
場所 財団法神奈川産業振興センター 大研修室
参加人数 奨学生7名、事務局3名、計10名

講演では、まず、島根県川本町という過疎の町に本社を置く有限会社エコカレッジの概要が紹介されました。エコカレッジは、学術書などの専門書を専門に扱うインターネット古書店です。15名の従業員を抱え、主にAmazonを通じて販売しています。
尾野さんは、学生時代に起業を志し、当初は本社を東京に構えて起業しましたが、2006年に川本町に移転してから事業が軌道に乗り始めたとのこと。地方で事業を行うことは、家賃が安価であることに加え、東京ではどんなに頑張っても埋もれてしまうが、地方ではすぐに目立つことができること、人的ネットワークが作りやすいこと、補助金が手厚いこと、人件費が安いことなど、さまざまなメリットがあることが紹介されました。

ネット古書店は、お客さんと対面する機会も少なく、時間の制約もほとんどないので、障害者の仕事に適しています。エコカレッジでは現在6名の障害者を採用し、中には欠くことのできない重要な働きをしているスタッフもいるとのこと。
尾野さんは、学生時代に起業し、現在も博士課程に在学中です。学生時代に起業することについては、資金が脆弱なのでスピードが遅いというデメリットはあるものの、利益が出るまでの猶予期間が確保できることなどのメリットがあると説明されました。特に、就職してから起業しようと考えた場合、起業する力のある優秀な人は、企業の中でも多くの仕事が任されるため、忙しくなり、余程の覚悟と頑張りがないと、起業の準備を進めることは難しいだろうとの考えが述べられました。また、起業に至るまでの過程において、大学生時代に押し掛けるようにブックオフにインターンシップに行き、そこで、商品の買い取りが命であることなど古書店経営の重要なノウハウを身につけたとの経験が披露されました。

エコカレッジの本社は島根にありますが、東京でも様々な活動や情報収集を行っており、島根と東京の二重生活を行っています。月に2回程度は島根と東京を往復しているものの、家賃や人件費のコストを考えれば、移動の交通費は問題にならないとのこと。現在は、ネット古書店の経営のほか、過疎の町の産業興しや企業誘致、都市農村交流などの活動も行っており、なかでも、都会で働いている農家のこせがれたちの帰農を支援する「農家のこせがれネットワーク」では、島根県へのバスツアーの企画など、地方と若者の連携を通じた地域振興を行っています。

写真1写真2

講演に続いて、今回も起業プランディスカッションを行いました。参加者が2グループに分かれて、それぞれ担当者が起業プランを発表しました。講師の尾野さんにもディスカッションに加わっていただき、異なる視点から、様々な意見が交わされました。

起業プランディスカッション発表者とテーマ
(1)福田啓子 「地球に優しいアンチエイジングビジネス」
(2)渡真利英恵「野菜・果物ネット販売“ベジブル”」


↑ページ先頭に戻る
公益財団法人 起業家支援財団
横浜市中区北仲通3-33 関内フューチャーセンター  TEL:045-263-9222
個人情報保護 サイトポリシー お問合せ
© 2007 - 公益財団法人 起業家支援財団 All rights reserved.