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第16回 学生起業塾実施報告

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今年度第8回目の学生起業塾は、第2期生の成果報告会を兼ねて開催しました。また、4月以降に奨学生として活動する第3期生も参加しました。

はじめに、横浜市内で若者自立支援事業の運営を行う株式会社K2インターナショナルジャパンの岩本真実氏を講師にお招きし、「生きづらさをもつ若者たちとK2インターナショナルの事業について」と題して講演をいただきました。続いて、当財団理事長の松井利夫より講話があり、最後に、第2期生の3名が、今年度の活動の成果を発表しました。また、終了後には、懇親会を行いました。

日時 2010年3月2日(火) 14時30分〜17時30分
場所 ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター
参加人数 奨学生27名(うち3期生11名)、その他5名、事務局3名、計35名

岩本氏からは、K2インターナショナルジャパンが行っている若者支援事業について、事業の背景となる若者の現状から、同事業に対する思いや、個々の取り組み等が紹介されました。様々な事情ゆえに生きづらさを抱える若者たちには、住まいや食事の面での安心や、仲間を持つことのほか、働く場、すなわち、必要とされる場があることが必要です。そのために、同事業では、共同生活の場を提供するだけでなく、同時に、雇用の場も創出すべく、高校の学食運営や、お好み焼屋の経営等を行っています。こうした取り組みのひとつとして、横浜において、250円でおなかいっぱいの食事を提供しようという250(にこまる)食堂事業を行っています。この食堂では、支援者からの寄付等も含め、そのときに入手できる材料を使ってメニューを決めることや、会員制の導入等の工夫により、一食の単価を250円に抑えています。250食堂事業は、営利を目的とした活動ではありませんが、慈善事業ではないので、赤字は出さずに、事業として成立しています。若者支援を事業として成立させていくことが大切です。また、非営利で行うことにより、若者自立支援にこれまで関わりのなかった人たちを巻き込んでいくことができると考えています。将来的には、この事業モデルを他の地域にも展開していきたいとの考えが述べられました。

岩本氏は、今の仕事に就く以前は大手企業に勤めていましたが、その頃は、誰のために働いているのか疑問に感じていました。そんな気持ちの時に今の仕事と出会います。今の仕事は、若者たちとの生活がそのまま仕事であるため、休みはほとんどありませんが、若者たちと一緒に楽しい時間を過ごしているので苦痛には感じないと述べられました。

続いて、当財団の松井理事長から、奨学生にメッセージが述べられました。「次世代に語り継ぐベンチャースピリッツ」というテーマで、起業家には起業家精神(ベンチャースピリッツ)が大切であるとの説明がなされました。起業家の要件として、次の3つをあげられました。@挑戦する意欲とそれを支える精神力、A理論武装と実践能力、B人柄と人徳。事を起こすのは、理屈ではなく、情熱であるが、理論も必要であること。また、人徳とは、相手を思いやる気持ちであり、相手の成功を心から喜べる気持であると説明されました。とはいえ、見栄が経営者を支えている部分もあり、どの程度まで自分を律するのかの差が、成功と不成功を分ける。うぬぼれると、長所は短所に変わるものであると述べられました。最後に、「約束を守る」「隠し事をしない」「嘘をつかない」といったことが大切であると加えられました。

岩本氏による講演松井理事長による講話
(写真左から、「岩本氏による講演」「松井理事長による講話」)

続いて、第2期生の濱野勇介さん、木戸啓太さん、岡崎雄太さんより、今年度の活動成果が報告されました。濱野さんからは、奨学生としての活動期間に、会社として離陸できたことが報告され、また、学生起業塾を通じて、思いを共有できる同世代と出会えたと述べられました。木戸さんからは、昨秋の会社設立を経て、これからの事業展望が紹介された後、財団との関わりは、他の奨学生との出会いだけでなく、財団のネットワークを通じて事業に対する助言を得たこと等が紹介されました。岡崎さんは、1期から奨学生として活動しており、その間、販売数量の増加や、新規アイテムの販売、メディアとの連携など、着実に事業が進捗していることが報告されました。

終了後は、同会場にて、2期生、3期生の奨学生のほか財団の理事や評議員の方も交え懇親会を行いました。


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