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第17回 学生起業塾実施報告

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日時 2010年4月24日(土) 14時00分〜17時30分
場所 YBS南幸ビル8階大会議室
参加人数 奨学生29名、その他3名、事務局3名、計35名

2010年度最初の学生起業塾を開催しました。冒頭に事務局より、奨学金給付事業の趣旨を説明しました。学生起業塾の目的や概要に加え、学ぶ姿勢をもって臨むこと、仲間に対する配慮を忘れないことなど、奨学生としての心構えも説明されました。その後、当財団の奨学生選考委員であり株式会社アイアンドディ代表取締役の福重広文氏(多摩大学大学院 経営情報学研究科 修士課程修了 MBA)を講師にお招きし、「B2Bマーケティングの極意〜最新のB2Bマーケティング手法について〜」と題して講演をいただきました。福重氏の講演の後、第3期奨学生の鐵穴博満さん(慶應義塾大学)と中村美穂さん(慶應義塾大学大学院)がそれぞれ起業プランを発表し、意見交換を行いました。


【講演概要】
演題 「B2Bマーケティングの極意〜最新のB2Bマーケティング手法について〜」
講師 株式会社アイアンドディ代表取締役の福重広文氏


福重氏からは、この日のテーマのB2Bマーケッティングについてのお話の前に、ご自身のこれまでのキャリアが紹介されました。

福重氏は、鹿児島の高専を卒業後、民間企業に就職し、ほどなくして国際協力事業団(JICA)の事業である青年海外協力隊に参加し、アフリカのザンビアで柔道指導に従事しました。現地では、ランドクルーザーや柔道着等の活動に必要なものは用意されていた一方、住居は用意されず、住む場所を探すのに2か月を要したといいます。ザンビアから帰国後、今度は、サウジアラビアにわたり、数名の仲間とともに現地の日本人駐在員に日本の食材を提供する事業を行いました。宗教や文化の違いによるトラブルを始め様々なエピソードが紹介されました。サウジアラビアでの事業は、事業そのものはうまくいっていましたが、仲間同士の関係がうまくいかなくなったために終了したそうです。このときの経験から、仲間同士の関係について、事業がうまくいかないときには結束力は高まるが、事業が軌道に乗り、儲かるようになると悪くなるものと述べられました。福重氏は、このビジネスを終え、帰国した後、現在の会社を起業します。

続いて本題の「B2Bマーケティングの極意」が紹介されました。企業に対するマーケティング戦略の手法として、自社の市場の把握、顧客分析、ターゲットに応じた営業活動といった一連のサイクルの重要性が説明されました。こうしたプロセスの重要性を説明するにあたって、くじ引きのたとえが引用されました。たとえば、ターゲットに適合していないマーケッティングは、何があたるかわからないくじを引いているようなものであり、顧客管理ができていない状態は、外れくじを再び箱にもどしているようなものである等。こうしたたとえを用いながら、何が「当たり」かを明確にし、外れくじを引かない工夫が必要であると説明されました。

このほか、データ管理においてはカタカナ、ひらがななどの入力規則やフォーマットを統一することが重要であること、市場規模の正確な把握のためにターゲットの明確化が必要であること等が、具体例を用いて説明されました。また、マーケティングと営業の違いを狩猟にたとえて、「森から動物を出すのがマーケティングで、出てきた動物を見つけて捉えるのが営業である」と説明され、そのことを踏まえて、「マーケティングは鳥の目で、営業は虫の目で」とのアドバイスがなされました。このように、B2Bマーケティングについて、たとえを用いてわかりやすい説明がなされました。

最後に、メールによるマーケティングに触れて、企業内の役職は数年単位で変わってしまうので、メールによるマーケティングは効果が薄いと説明されました。加えて、メールは感情が伝わりにくいことから、一通のメールよりも一本の電話のほうがよほど有効であると述べられました。

福重氏による講演奨学生の鐵穴さんの発表奨学生の中村さんの発表
(写真左から、「福重氏による講演」「奨学生の鐵穴さん(左)と中村さん(右)の発表」)

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