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第21回 学生起業塾実施報告

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日時 2010年12月15日(水) 15時30分〜18時30分
場所 YBS南幸ビル8階会議室
参加人数 奨学生19名、事務局6名、計25名

2010年度5回目の学生起業塾を開催しました。連結会計システムの販売等を行う株式会社ディーバの代表取締役、森川徹治氏より「ただいま修行中!私の経営修行 〜誠意と熱意と実力と〜」の演題のもと、創業に至る経緯やこれまでの経験を通じて得られた経営に対する考え方、自社の目指す将来像などについてお話いただきました。また、講演の前には、奨学生の柄本夏紀さん(明治学院大学)と鎌田泰亘さん(慶應義塾大学)より、ご自身の起業プランや進捗状況を発表いただき、意見交換を行いました。


【講演概要】
演題 ただいま修行中!私の経営修行 〜誠意と熱意と実力と〜
講師 株式会社ディーバ 代表取締役 森川 徹治 氏


森川氏は、大学卒業後に外資系のコンサルティング会社に就職し、経営情報システム等の企業情報の活用に関わる多数のプロジェクトに関わってきました。当時、海外の会計システムの導入が進められるのを目の当たりにし、ノウハウを足元に蓄積させなければ全部海外にもっていかれてしまうとの危機感を感じ、自分たちでモノを作らなければならないと考えるようになります。しかし、コンサルティング会社では、自社でシステムを開発して販売することは叶わなかったので、独立することを決めました。その際、それまで勤めた企業に出資を仰ぎ、その会社のグループ企業として発足できるよう調整し、人材も元の会社から引き抜く等用意周到な準備を行い、向こう1年の食い扶持は確保した状態で独立しました。

前職のネットワークをフルに使っての起業でしたが、独立当初は実績がないので融資を受けることができず、最初の1年半は苦しい時期が続きました。毎朝起きてシャワーを浴びて「やらなきゃよかった・・」と考える日が続いたと言います。このときの状況について森川氏は、「『生まれ変わっても社長をやるか』と言われれば、『やる』と答える。それは、経営を突き詰めたいと思っているから。しかし、『もう一回、起業するか』と言われれば、『しない』と答える。それくらいきつかった。」と振り返ります。

起業するに際して社会人経験が必要か否かということについて、森川氏は自分の経験を踏まえて、次のように述べられました。「スタートアッパーであれば、学生時代にやればいいと思う。時間がもったいないから。しかし、スタートアップは博打に近い。経営は博打ではないので、経営者になりたいのなら一旦就職したほうが人脈は広がる。自分は、周囲に認めてくれて応援してくれる人がいたから起業することができたと感じている。」

森川氏は、人の成長は、環境ではなく、“感度”に左右されると言います。“感度”を磨いている人は、常に何かしら掴みたいと思っている人で、そういう人は何をやっても得るものがあるが、“感度”を磨かずに環境のせいにする人は、何をやってもダメだと言います。人間が成長するプロセスについて森川氏は、「人は死ぬまで成長するが、人の成長はリニアではなく、必ずジャンプポイントがある。このジャンプは内発的ではなく、人の繋がりの中で起きる。人の繋がりを導くためには“感度”が必要である。ロジックではなく“感度”を高めて行けば必ず出会いはあり、飛躍するチャンスは必ずある。」と述べられ、人との繋がりと感度を磨くことの重要性を述べられました。

ディーバは「100年企業の創造」を掲げています。これは、企業が社会に残せるのは人であり、社会に価値を生み出せる人材、次の社会をつくっていける人材を育てて行きたいという森川氏の考えに基づくものです。ある人が教育について、「教育とは、生きた人格を通して生きたインスピレーションを与えること」だと説明していることを引用し、経営も全く同じだと述べられました。

柄本さんより起業プラン発表鎌田さんより起業プラン発表ディーバ森川社長による講演
(写真左から、「柄本さん(左)と鎌田さん(右)より起業プラン発表」「ディーバ森川社長による講演」)

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