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第23回 学生起業塾実施報告

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日時 2011年2月9日(水) 16時〜21時
場所 神奈川中小企業センタービル13階第2会議室
参加人数 奨学生21名、事務局4名、計25名

2010年度7回目の学生起業塾を開催しました。エバラ食品工業株式会社代表取締役社長の藤川雍中氏の代理として、同社執行役員の煦芻F佳氏より「私の経営スタイル」の演題により、藤川様がご予定していた内容で下記のとおりご講演をいただきました。


【講演概要】
演題 私の経営スタイル
講師 エバラ食品工業株式会社執行役員 煦芻F佳氏


冒頭に、食品業界のマクロ環境についての説明がなされました。総人口が減少し、市場規模全体が縮小し、原料価格が高騰しており、マクロ環境は悪化していると言われていますが、その中で大きく成長している会社もあります。超長期的な流れが予測通りに動くかはわかりません。こうしたデータを表層的に捉えていいのか、常に疑問を持って自分自身の視座を持って欲しい、と述べられました。また、市場の動きにはマスコミの影響が大きいので流されないように、独自の視座で世の中を見極めることが必要と強調されました。そのうえで、食品業界については、PBが拡大の一途をたどるとか、低価格一辺倒ではなく、今後は多様化が図られる可能性が高いと考えていると述べられました。

続いてエバラ食品工業の事業の経緯と創業者の森村國夫氏の人物像が紹介されました。創業者の森村氏は、1965年にキンケイ食品工業の子会社であった荏原食品(当時)の社長に就任し、同社の再建に乗り出しました。森村氏はこの時点で46歳であり、それまでに食品メーカーを2つ立ち上げていました。社長就任直後にインスタントラーメンの別添スープを開発しヒットさせる等、矢継ぎ早にヒットを生み出しました。同社は、その後も1968年に「焼き肉のたれ」、1978年に「黄金の味」など、節目ごとにヒット商品を生み出し、売上ベースでは、創業以来とんとん拍子で400億円まで成長してきました。2007年にカリスマ創業経営者が会長に退き、ご子息が社長に昇進したことを契機に、カリスマ経営から集団意思決定の経営に移行したといいます。森村氏は、社員に対しては非常に厳しい人でしたが、叱責した後に家族のことを聞くなど、優しさや心遣いのある人であったと言います。また、成功する経営者には、「努力と運が必要」であり、継続して努力をしないと運は寄ってこないと話されたと言います。

続いて、現社長の藤川氏の経歴や経営スタイルが紹介されました。藤川氏は銀行出身で2003年に同社取締役に就任し、2006年に代表取締役社長に就任しました。経営者としては、「エバラ食品は面白い」というフレーズを掲げ、同社が本来保有しているパワーを全開にするのが自分の役割だと考えていると言います。社会人生活を始めてからのスタンスとして、「自らの意見は発信する」、「生意気な人間の話を大事に聞く」「つまらぬ欲は持たない」といった考え方が披露されました。

企業の概要を踏まえ、創業経営者と後継経営者の経営スタイルを紹介いただくことにより、それぞれの共通点や相違点が示されました。

佐橘さんより起業プラン発表柴田さんより起業プラン発表エバラ食品工業煦芬≠ノよる講演
(写真左から、「佐橘さん(左)と柴田さん(右)より起業プラン発表」「エバラ食品工業煦芬≠ノよる講演」)

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