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第31回 学生起業塾実施報告

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日  時 2012年2月10日(水)  16時〜20時30分
場  所 関内フューチャーセンター
参加人数 奨学生19名、事務局3名、計22名

2011年度7回目の学生起業塾を開催しました。株式会社アイネット代表取締役会長の池田典義氏より、「経営者とは何かを考える」と題した講演をいただきました。その後、岡林瑞佳さん(法政大学大学院)、小塚遼さん(京都大学)、矢島里佳さん(慶應義塾大学大学院)よりプランの概要を発表し、グループに分かれて意見交換しました。時間をかけてそれぞれのプランの推進に繋がる意見が交わされたことと思います。

上記3名の起業プランについては、当財団HPをご確認ください。

http://www.shienzaidan.or.jp/graduate4.html

【講演概要】
演題 経営者とは何かを考える
講師 株式会社アイネット代表取締役会長 池田典義氏

講演の前半は、大学卒業後に就職した会社でのサラリーマン時代にはじまり、アイネットの創業から今日の発展に至るまでの池田氏の企業人としての歩みが紹介されました。そのうえで、後半は、これらの経験を通してご自身が学んだこと、考えたことが披露されました。

池田氏は、1963年、大学卒業後と同時に石油会社に就職します。ちょうどモータリゼーションがこれからスタートする時期で、石油会社は年々売り上げを伸ばしていました。池田会長は、この会社ではガソリンスタンドの店舗開発を担当します。その当時、ガソリンスタンドは常に人手不足であり、その様子を見ながら池田氏は、コンピュータを導入して業務を効率化、省力化すればもっと売上の向上に繋がるのでは考えるようになります。そこで、会社に、ガソリンスタンドへのコンピュータシステムの導入を提案したのですが、時期尚早であるとの判断で取り上げてもらえませんでした。そこで、「会社がやらないならば、自分でやろう」と会社を辞めて1971年にアイネットを創業します。

会社を立ち上げて最初の3年くらいは大変でしたが、1974年のオイルショックでガソリンの値段が跳ね上がったことにより、ガソリンスタンドが投資をするようになり、コンピュータの導入という同社の提案を受け入れてもらえるようになります。これにより、事業が進展していきます。ガソリンスタンド専用のPOSの開発や顧客データベースの作成など事務合理化を進め、この分野ではシェア4割を獲得するまでになりました。

しかし、ガソリンスタンドの販売促進まで手掛けたことで石油の元売りから反感を買ったり、また、特定の元売りのスパイではないかと誤解を招くようなことが起きます。ちょうどそのころ、銀行が顧客企業向けに上場を目指す勉強会を主催しており、この勉強会に参加したこともあり、何が何でも上場すべきだと考えるようになり、1995年にJASDAQに上場します。

同社は、ガソリンスタンド相手のビジネスだけで店頭上場をしましたが、このことについて、池田会長は、「なんでもやろうとしたら勝てない、しかし、特定の領域で徹底してやれば、大手企業に負けない」、また、「特化することが、結果的に汎用に繋がる」と言います。同社は、ガソリンスタンドに特化してやってきたにもかかわらず、今では流通業界どこでも仕事ができるようになっています。

後半は、会社経営を通じて池田氏ご自身が学んだこと、心掛けたこととして、メリハリのある生活をすること、努力は運を引き寄せるということ、いい会社を創ると同時に良い待遇を与えること(Up stage Up Player)、社会によって仕事をさせてもらっているという感覚を持つこと等が紹介されました。

最後に、アメリカの実業家のサミエル・ウルマンによる「青春とは、人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。」とい言葉により、励ましをいただきました。

奨学生による発表の様子奨学生による発表の様子奨学生による発表の様子
(奨学生による発表の様子)
池田会長による講演講義「コンプライアンスについて
(写真左から、池田会長による講演、講義「コンプライアンスについて」)

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